失敗談~不動産購入後に初めて知った意外な盲点
不動産投資を始めてから知った意外な事実と、これから不動産投資を始める方にも知ってもらいたいことがあります。
私の体験談をもとに書いていきます。大きく次の2つでした。
- ポストへの郵便物を自分で取りに行く必要がある
- 自治会費を現地へ赴いて支払いに行く必要がある
重ねて言います、これはあくまで私の体験談に限った話になると思います。
ポストへの郵便物を自分で取りに行く必要がある
私の物件の場合ですが、自分用(オーナー用)のポストを設置しています。
私は最初、不動産投資は、最初に多少の手間はかかるけれど、それを乗り越えればあとは全ての仕組みを自動化でき、現地に行くことは殆どなくなる、と考えていました。
しかし実際には、自分用に配達された郵便物は、自分で取りにいかないといけないことがわかりました。
不動産管理会社に全面的に管理はお任せしていますが、郵便物だけは、個人情報のものがあるという理由で、一時的にでも受け取って保管することもできない、とのこと。
ただ別の不動産会社にも話を聞いてみると、郵便物を一時的に預かってくださるところもあるようです。
色々考えましたが、最終的には、郵便物は預かってはくれないけれど、客付け力が強そうな、テレビCM等でよく聞く名の知れた不動産管理会社を選びました。
今どうしているかというと、2~3か月に1度くらいの頻度で、現地に足を運び、郵便ポストの中身を取りに行ってます。
実際、重要な郵便物が入っていることは殆どない為、大量のチラシがぎっしり詰まった中身を掃除しに行く、くらいの感覚になっています(笑)。
なので、頻度は数か月に1度くらいでなんとかなっているわけです。まあでも、よっぽどの知らせがある場合は、管理会社さんを通じてか、直接電話でくるくらいに考えてます。
自治会費を現地へ赴いて支払いに行く必要がある
他の不動産オーナーさんはどうしているかわからないのですが、私の場合、年一回、自治会費を支払いに行く必要があることがわかりました。
物件の近辺には、近隣住民が使用するゴミ置き場があり、なんでもそこを利用させてもらうためには自治会費を払わなければならない、とのこと。一応事前には知っていました。
価格は年間約6,000円と、まったく気にならない額なのですが、問題はその支払い方法でした。
最初、そのくらいだったら口座自動引き落としでいいだろう、くらいに安易に考えてましたが、少し甘かったですね。
その自治会では、自治会長が持ち回りとなっており、年一で交代となるルールがありました。なので、受け取る口座が一つに固定できない事情があり、順番が回ってきた自治会長が、1件1件リストを見ながら、アナログ方式で集金しているんですね。
私の物件の居住者には、ゴミ置き場をつかってもらっているので、必ず払わなければなりません(居住者は、オーナーである私がそんなのいちいち払いに行っていることすら知らないかもですが…)。
どうやって払っているかというと、毎年4月末くらいに、自治会長から直接電話がかかってくるわけですね。『今日、集金にお伺いしてもよろしいでしょうか?』と。
『私はその物件のオーナーではありますが、そこに住んでいるわけではないので…』と、毎年同じ説明をするわけです。そして、自治会長に会うことができる日程調整をして、約6,000円を払いに50分くらい車を走らせるわけですね。
まあでも、いま私が住んでいる場所も所有している物件の場所も、同じ関東エリア内にあることで、簡単に足を運べることは幸いでしたが、この作業自体の生産性と自給として考えると、非効率なことをしてしまっているなぁ…と思います。
色々不動産投資についての書籍を読んでみてましたが、それらのことについて書いてある書籍には出会えてなかったですね。
これから不動産投資をする方、とりわけ完全自動化を目指している方は、注意した方がいいかもしれません。