現代版資本論!『金持ち父さん貧乏父さん』

”金持ち父さん貧乏父さん”は、皆さんご存じかもですがベストセラーの書籍です。投資や起業を始められているだいたいの方は読まれているのではと思います。

書いていることで重要なポイントはいくつもあったと思いますが、印象に残っていることを簡単に書くと、

  • ”資産”と”負債” の違いを知る
  • お金に働いてもらう
  • ラットレースから抜け出す

ですかね。

”資産”と”負債”の違いを知る、はこれまでの自分の考え方をガラッと変えてくれましたね。

金持ち父さんの定義として、”資産”はお金を生み出すもの“負債”はお金を奪っていくもの、ということ。

これに当てはめると、特に印象的だったのは、持ち家やマイカーが資産ではなく、負債だということ。持ち家は家を買った直後からローン返済が始まり、自分の給与から毎月、銀行への返済金が取られていく。買った直後からメンテナンス代やガソリン代等の維持費がかかる車も同じですね。

衝撃的だったのは、家を買ってもそれはあなたのものになったわけではない、ローン返済が続いている限り、それは銀行のものである、ということでした。確かに、ローン返済ができなくなったとたん、その家は銀行に取り上げられてしまいますよね。なんかがっかり半分、納得してしまいました。

お金に働いてもらう、はつまり、資産(お金を生み出すもの)を手に入れる、ということ。

簡単にいうと、その一つとして、不動産を手に入れるということ。そしてその後の行動は主に2つあると考えています。

  1. 買ったときの値段よりも高く売る
  2. その不動産を他の人に住んでもらって、家賃収入を得る

1.はキャピタルゲイン、2.はインカムゲインと言われてます。私が不動産投資にチャレンジしようと思ったきっかけもこの本のこの内容でした。

私は土地相場の感覚がまるで無いので、最初から1.で利益を出すのはあきらめていますが、2.を狙ってやっています。

実際、初期投資額は合計約400万円くらいかかりました。決して安くはない買い物でしたが、いいスタートを切ることができ、ちゃんとお金に働いてもらうことができる、ということが実証できました。

ラットレースから抜け出す、は言い換えると、サラリーマンという状態、人生の時間の大部分を拘束された状態から、経済的自由になり、早期退職して自由に過ごそう、ということだと理解しました。

ラットレースというのは、ねずみちゃんがくるくるまわる籠の中を走り続けている状態を表現しており、いくら走っても全然前に進まないことを言ってます。

最近よく考えるのが、いくらお金を得られたら、どのくらいの時間をゲットできたことになるんだろう、ということです。

例えば1,000万円のお金がえられた場合、現在の年収が500万円だったとすれば、1,000 ÷ 500 = 2 年 の時間をゲットできたことと考えるわけです。(あくまで私個人の考え方です)

定年まであと30年働く時間を買うとすれば…1億5,000万円あれば、30年という時間を買うことができ、いますぐ早期退職できる!という考え方ですね(笑)。

いずれにしても、この本は私に不動産投資という大きな行動を起こさせてくれた強力な本です。もちろん不動産投資に関する本は色々読んだうえでアクションを起こしましたが、一番のきっかけですね。

是非皆さんも読んでみてください。

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