投資信託といえばインデックスファンド!②
投資の一つとして、とある指数に投資するというインデックスファンドというものがあります。最初これを知ったとき、自分のスタイルにあった資産運用としてとても良いと思いました。
自分の投資スタイルは、簡単にいうと、ほったらかしの状態でも自動的に資産が増える仕組みをつくる、というもの。もちろん、最初は多少の手間はかかりますが、そのあとは基本的にずっと資産運用されていくというものです。
もう少し加えると、”積み立てNISA”というものを利用しております。これは、”少額投資非課税制度”というもので、国が推奨しており、税制面で優遇される制度です。もとはイギリスのISAという制度を日本版にアレンジしたものがNISA (Nippon Individual Saving Account) となり、その改良版(だと思ってます)が、積み立てNISAです。
無理のない少額から誰でも始められます。証券口座を開設し、自分の預金口座から月々引き落としの設定をするだけです。(おススメの口座は、楽天証券やSBIネット証券ですね。別投稿で紹介したいと思います。)
これで自動的に投資する仕組みを作って、年利数%の複利を期待し、運用していきます。例えば年利6%の複利のインデックスファンドに投資するとした場合、年間30万円を投資すると、初年度は 30 × 1.06 = 31.8万円、2年目は ( 31.8+30 ) × 1.06 = 65.5 万円、と少しずつですが増えていきます。
この複利の効果、初期段階ではごくわずかに感じられますが、長期的に積み立てていくと、かなりの差額となって表れてきます。
通常の貯蓄の場合
- 1年目 30万円
- 2年目 60万円
- 3年目 90万円
- 12年目 420万円
複利6%の場合
- 1年目 31.8万円
- 2年目 65.5万円
- 3年目 101.2万円
- 12年目 約840万円
12年後には、普通に貯金した金額の2倍になっている、というわけです。上記の例だと、30[万円/年]なので、2.5[万円/月]ずつの積み立てであれば、こんなに差が開くことになります。年数が経過していけば、さらに差は開き続けます。これを知ってやらない理由は無いと思いました。
但し、これを見てだいたいお分かりかと思いますが、10年、20年、30年という長期的な投資での資産運用に向いている方法になります。
逆に言えば、1年や2年という短期間で大儲けしようという方には向いていない方法です。
以上が複利の効果の説明でしたが、今度は年利6%についての補足です。
最初私は、そんな高い複利で割のいい投資先なんてあるのかなぁ…と疑っていました。調べてみると、インデックファンドにも色々あって、もっと高いものもあるらしいのです。
ここで気を付けるべき点は、その年ごとに見ると、年利10%になった年もあれば、0%の年もあり、はたまたマイナスになって資産が減ってしまう年もあります。インデックスは様々な株価全体に連動している為、下落や上昇を繰り返してそのようになるということですね。
暴落したわかりやすい例がリーマンショックでした。積み立て投資をしていた方の殆どは、元本を割り込んで含み損を抱えてしまっていたと考えられます。(ひどければ約半分になってしまったとか…)
そのようなリスクは確かにありますが、それは想定内です。実際に、リーマンショック後、経済が回復するまでに数年はかかりました。世界経済は順調に、また肩上がりの成長をし続けています。重要なのは、世界経済は歴史的にも暴落することが必ずあるが、また回復する、ということです。そういう試練を経て10年、20年という長期で見ると、年利6%の指数もある、とういことです。
なので、この投資はやらない理由がない、と言いたいです。今度は、どんなインデックスファンドがあるか、自分のまだまだ浅い知識の中から紹介したいと思います(笑)。